SEEHOOTPhotographer / Director
Yoichi Onoda

2021年、秋。スタジオ/ギャラリーを作ります。

2021年秋、スタジオとしてもギャラリーとしても使える場所を作りたいと思っています。

学生の頃、満員電車に乗って会社にいく事、毎日同じ場所へいき、同じ人だけと会う事がどうしても耐えられないと感じていた僕は、何か手に職をつけて仕事をすれば満員電車に乗らなくても良いし、自分の好きな時間で好きな人と仕事をして生きていけるのではと考え、人生の中で特に好きな、植物、家具、写真、この3つの中からどれかを仕事にしたいと考えていました。

植物や家具を仕事にするのもとても魅力的だと感じていたけれど、

写真だったら満員電車に乗らなくても自動車で色々な所へ行けるし、植物や家具も撮影できる。何より限界がない職業だなと思い、写真家になろうと決めました。

そんな浅はかな理由だったけれど、何故か写真家になる自信だけはありました。

勤務していたスタジオや師匠に数え切れないほどの迷惑をかけながらも、

なんとかカメラマンとして独立し、気がつけば10年が経っていました。

色々なご縁に恵まれて、なんとか食べていける程度の仕事をさせていただき、

色々な方の協力を得て、写真集も数冊出させていただきました。

ふとこの先10年を考えた時、同じ事は体力的にも気力的にも出来ないと感じている自分がいました。

何より自分の表現や活動に飽きてきている自分がいて、何か違う表現をしないと、写真が嫌いになってしまうのでは、そんな危機感さえ感じていました。

そんな時、編集者のミネシンゴさんから、「三浦にアトリエを作りませんか?」

と声をかけていただきました。

三浦といえば、幼い頃に父親に連れて行ってもらった朝市のイメージしかなく、

最初は正直ピンと来なかったのですが、

仕事で三崎に通う中で、自然が豊かで食事も美味しい(そして安い)、

何より暖かく、個性豊かな方が沢山居ることに気がつきました。

ここでなら、自分も何かできることがあるかもしれない、そう思いました。

 

自分が好きなお店や場所といえば、

黒磯にあるshozo,益子のstarnet、松本の栞日、篠山のColissimo等、

地方に存在しながら、東京にはない魅力や文化を発信し、一つのカテゴリーとしては括れない、そんな魅力をもつ場所(空間)でした。

 

三浦で、そんな場所を作りたい。

そう思いました。

次の投稿ではスタジオ/ギャラリーとしてお借りする予定の物件との出会いや、

もう一つの自分が三浦で場所を持つ意味について書きたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。